火の番 (夜回り)

 雨降ったり止んだりicon13icon12 火の番の当番が廻って来た。 西地区町通りを夜11時拍子木を叩いて廻る。 今夜は小雪が舞い、路面も所々凍結していて危ない.昔は深夜まで三回廻ったと言う。 町内安全を願いつつ廻る。

 この西地区町通りは大火を経験している。 昭和32年3月21日深夜二時四十分頃、上津具中町より出火、下町までを焼き尽くした。 みぞれの降る寒い夜で、折からの強風で瞬く間に燃え移って行き、当時の消防団員の懸命の消火活動も、町尻の道を境に延焼を食い止めるのがやっとであったと言う。 それ以来この(火の番)は続いている。

 冬の渇水期、風の強い夜は怖い。 毎年1月15日から各戸廻り番で一巡するまで続けられる。 


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