マスコミの世論誘導を糾弾する!

日本のマスメディアが事実、真実を報道しない、むしろ恣意的に隠していることを感じているのは私だけであるまい。最近はそのことを隠そうとせず余りにも露骨に行なわれているのである。国民を見くびっているのか、世論誘導できると思っているからであろうか。
過日の「国民の生活が第一」立党記念パーティーに4000人以上の市民、団体関係者が参加し、そこで小沢代表は「10年以内の原発ゼロ」「消費税増税法廃止」を宣言した。
しかしそのことを殆んどのマスメディアは報道せず、同じ日突如記者会見した石原信太郎の都知事辞任、国政出馬、新党宣言を大きく報道した。
まるで「国民の生活」党など無いかの如く無視し、次期政権は自民、公明、民主の他は石原、橋下連合以外ないかの様な煽りようである。

以下のインターネットニュースも極めて重要な内容で国民が知るべきニュースであるが殆んど報じられていない。
ロコモ教室での豊根診療所唐澤医師の話を補強し裏付ける内容であるので転載します。



『来日したチェルノブイリの放射能専門家が、福島市民の前で発した重い警告』

週プレNEWS 10月26日(金) Yahoo News

http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=c79b43cee48b5c766ab17a457a80615b

この1年半、福島第一原子力発電所から飛散した放射性物質をめぐってさまざま
な情報が飛び交い、今なお「心配ない、安全だ」という人と、「危険 だ」とい
う人の間には大きな溝が存在する。なぜなら、誰も福島、いや日本の将来に放射
能がどのような影響を及ぼすかを断定することができないから だ―。

10月16日、今、日本が置かれている状況を冷静に見ることができる人物が緊
急来日した。

チェルノブイリ原発事故で、国土の広い範囲が汚染されたベラルーシにある民間
の研究施設「ベルラド放射能安全研究所」のアレクセイ・ネステレンコ 所長で
ある。

ベルラド研究所では、チェルノブイリ事故以来、これまでにホールボディカウン
ターで45万人以上の子供たちの体内被曝量を測定し、39万件に及ぶ 食品の
放射能検査を行なってきた。

今回、ネステレンコ氏はそうした多くの実績と分析結果を背景に、10月17
日、福島市内で「チェルノブイリから福島に伝えたいこと」と題した講演 を行
なうために来日。いったい何を語るのか。

まず、ネステレンコ氏はベラルーシで事故後にどのような活動をしてきたのかを
振り返った。

「ベラルーシでは国の発表したデータは誰も信用していませんでしたから、最初
にすべきこととして、個人が使える線量計を作らねばなりませんでし た」

国の言うことは信用できないという構図は、日本と一緒だ。

「次に行なったことは、食品を測定できる『放射能地域センター』を学校などに
設置し、各家庭から食品を持っていって測定できる体制をつくりまし た。ま
た、測定だけでなく、どう調理すればいいかを指導するようにしました」

日本では、個人が自由に食品検査をするまでには至っていない。

「さらに、ホールボディカウンターで人体の測定を始めました。45万人の子供
たちの体内被曝を測定した結果、子供たちの体内に放射能が蓄積されて いるこ
とがわかりました。では、蓄積された放射能を減らすためにどうすればいいの
か。われわれは放射能を体内で吸着する吸着剤を対策法として考え ました。研
究の結果、『ビタペクト』という吸着剤を開発し、これまで130万人以上にビ
タペクトを提供してきましたが、それを飲むことで子供たち の体内被曝量が減
るという大変よい結果が得られています」

ビタペクトの主要成分であるペクチンは、体内でセシウムと結合し、さらに人体
の代謝の働きをよくするため、セシウムを体外に排出していく作用があ るという。

子供の被曝を避けながら、住民が放射能汚染のなかで生活していくためのこうし
た活動だが、ベラルーシ政府はまったく協力的ではなかったという。そ うした
経験からか、ネステレンコ氏は日本政府についても痛烈に批判する。

「日本は(避難区域の放射線量基準を)年間20ミリシーベルトとしています
が、これは国家による自国民に対する犯罪行為だと思います。20ミリ シーベ
ルトであれば国家にとって都合がいい。なぜなら、『20ミリシーベルトまでは
安全』と言っておけば、対策をしなくて済むからです」

そして、彼は今、福島が置かれた状況について語り出した。

「将来、福島でどのような病気が増えるのか、また病気の子供が増えるのかとい
えば、残念ですが、病気の人が増えると思います。ベラルーシでは低量 の汚染
地域でも重病の患者が多く出ています。子供の甲状腺がんについて、ベラルーシ
は悲劇的な状況だというしかありません。低量であっても、放射 能は体内に入
ると遺伝子に大きな影響を与え、精子の一部や生殖器の一部が壊れると、それが
子供にも遺伝し、さらには孫に影響が出る場合もある。し かし、このような予
測を言うことは、『大丈夫ですよ、何も危険なことは起こりませんよ』と言うよ
りはいいのではないでしょうか」

福島県内では「放射能は安全だ」と声を上げる人たちも大勢いる。講演の会場に
来ていた福島市内在住の主婦もこう語る。

「福島では『放射能は安全』『ここに住んでも大丈夫です』と言われているの
で、たまにこういう厳しいお話を聞かないと、自分がどう思っていいのか 不明
確になってしまうんですね。今日は、放射能は人体へ悪影響を及ぼすということ
の確認のためにも来ています」
ネステレンコ氏はチェルノブイリで得た経験をすべて投入し、福島の未来のため
に協力したいと語るが、そこには壁があるという。

「現在、福島原発事故について明らかになっている情報が、言ってみれば氷山の
一角で、真実が水の中に隠れているからです」

福島は真実を待っている。

(取材・文/頓所直人)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
マスコミの世論誘導を糾弾する!
    コメント(0)